レディースバイク用品店Baico バイクウェアを着こなそう


>バイクウェアを着こなそう!





どんな格好でバイクにのる?

いざバイクに乗ろうとしたとき、「どんな格好で乗ればいいんだろう?」と
悩まれる方も多いのではないでしょうか。
街のライダーをみると、しっかりしたバイクウェアを来ている人もいれば
Tシャツに短パンにサンダル(!)という格好の人もいて、
何を基準にしたらいいのかわからない・・・という方もいらっしゃるのでは?

そんなとき基準にして欲しいのは
「長袖+長ズボン+手袋+足首のある靴」というスタイルです。
これは万が一、転倒してしまったときのことを考えての格好なので
ライダーの後ろに乗せてもらうタンデマーさんも同様に考えてくださいね。

一般的にバイクが「危ない」といわれるのは、車と違い体を守る壁がまったくないから。
事故はもちろん、ちょっとした転倒でも剥き出しの体はとても怪我をしやすいです。

どんなに注意をしていても、もらい事故や追突事故などで転倒の危険性はありますし
プロレーサーも転倒するくらいなので、自分だけ100%転倒しない保障はありません。

肌を露出していると、直接皮膚が路面と擦れて、それはそれは醜い傷跡になります!
1枚生地があるだけでもダメージは違います。
夏の日差しや冷たい風を直接浴びるのは予想以上に体力の消耗となります。
肌を露出するということはそれだけリスクが高いということなのです。

そして肌と同じく大切なのが足元です。
転倒したとき、ほとんどの場合足がバイクの下敷きになったり足首をはさんでしまうことになります。
足首のある靴だとこのときの衝撃をやわらげてくれるのです。

そうは言っても、そう頻繁にあっては困る転倒。
実は転倒をしなくても、バイクに乗っているだけで怪我をすることが!!

例えば、
まわりを走る車や、自分のバイクのタイヤに当たった小石等が跳ねて飛んでくることも。
特に風の強い日には思わぬものが飛んできて、当たってしまう場合もあります。
バイクに乗っているときにそうしたものに当たってしまうと、
その衝撃はただ立っているときとは比べ物にならないくらい大きなものに。
肌が露出していると、思わぬ大怪我につながる危険性があります。

バイクによっては、エンジンから発せられる熱や、
タンデムをしているときにマフラーが触れて地肌が当たると火傷をしてしまうことも!

まずは体をきちんと守れるスタイルでバイクに乗ることをオススメします。


バイクウェアを着こなそう!!
〜バイクウェアと普通の洋服との違い〜

「長袖+長ズボン+手袋+足首のある靴」という格好を基本スタイルとしたら
次は何を選ぶか、というところがポイント。
普通の洋服でもいいと思われる方もいらっしゃいますが、
そこは是非、バイクウェアを着用してください!
「初心者だからいきなりライダーっぽい格好は恥ずかしい…」なんて思う必要はありません。
まだまだバイクに慣れていない初心者さんこそ、見た目やカタチから入ったほうが良いんです。

万が一、転倒したり事故に巻き込まれた時の身体へのダメージや
走行中の疲労や負担を軽減してくれるバイクウェアはとても重要なアイテム。
普通の洋服と違い、「バイクに乗る」ということを想定して作られているので
機能性、安全性、快適性が高く、ウェア自体の強度も強いです。


バイクウェアと一言で言っても、そのデザインはいかにもバイカーらしいものから
普段使いできるカジュアルなものまで様々。
バイクを乗りこなすのももちろんですが
自分のバイクライフや用途にあわせて、バイクウェアも着こなしましょう!




★バイクジャケット



「バイクに乗る」ということを想定して設計がされているため
バイクにまたがって、ハンドルを握った状態で一番快適になるように作られています。
風の抵抗を少なくするよう体にフィットさせる機能やつくりを搭載しているのも特徴のひとつです。
バイクの速度を上げると普通の洋服ではバタついて体が後に引っ張られ、体力を消耗しがちですが
バイクウェアはこの疲労を軽減してくれます。
さらに背中や肩、肘などにプロテクターが装備されており、万が一のときの衝撃を軽減してくれます。
(※プロテクター別売の場合もあります)
その他にも保温、防風性、防水性、季節に特化した使用素材など「バイクに乗る為の快適性」を
とことん追求した様々な機能
があり、普通の洋服と比較するとその快適性の差は大きいです。

「これだっ!!」というお気に入りのウェアがあればバイクに乗るまえから気分も上がります★
機能とデザインを見ながらお気に入りの1着を見つけてください。




▽バイクジャケットの主な機能


■ ライダーの存在を周囲にアピールする"反射板"
夜間や視界の悪い雨天時などに、光を反射するリフレクター(反射板)で
ライダーの存在を周囲にアピールし安全の向上を図ります。
■ 蒸れを防ぐベンチレーション(風通し)
ウェア内部の不快な蒸れを防ぐベンチレーション機能。
ファスナーの開閉により外部へ湿気を逃し、ウェア内を快適に保てます。
■ 風の侵入を防ぐファスナー
フロントのファスナー部分には、外側に"かぶせ布"、内側には"あて布"を採用することで走行風の侵入を防ぎます。
■ バイクタンクへのキズを防ぐフラップ
ジャケットのファスナー等によるバイクタンクへのキズ付きを防止するフラップ。
前傾ポジションとなるスーパースポーツモデルに乗る人は、ぜひここのチェックを。
■ バタつき防止機能
ウエスト周りにあるベルトや、二の腕部分にあるフラップにより体にジャケットをフィットさせることで、
走行中のバタつきを防ぎ疲労を軽減させます。
■ アクションプリーツで負担を軽減
背中〜袖の後ろにかけて入っている切り込みにより、ライディング時の動作が楽に行え、
身体への負担を軽減します。
■ 伸縮性アップでフィット感と動きやすさを向上
脇下や腕周りなどに伸縮性を持たせることでフィット感や動きやすさを向上させます。
■ 着脱式インナー
幅広い天候&シーズンに対応できる、取り外しができるインナー。
春夏用モデルには防風インナー、秋冬モデルには暖かいフリーズやボア素材などのインナーがついているものも。標準装備されていない場合は別売のインナーを使用して調節を。
■ 万が一から体を守るプロテクター
転倒時など体を地面等にぶつけてしまう時にクッション代わりとなり、
生身へのダメージを軽減してくれるプロテクター。
バイク用ジャケットには体を部分的にカバーする肩・肘のプロテクターや
身体の中心を守る背中(脊椎)プロテクターが装備されているモデルが多くあり、
材質も軽く動きを妨げない低反発のウレタンタイプから最新の吸収素材を使われた物まで様々。
ハードタイプ、ソフトタイプなど硬さの種類もあります。
取り外しが可能なものが多いので、用途や好みに合わせてお手持ちのプロテクターへ入替えて使うこともできます。

死亡事故における損傷部位は、頭部と胸・腹部が大部分を占めているので着用の際は
胸部プロテクターとあわせて安全性の向上を。
 





▽季節に特化した素材、機能


夏用ジャケットの特長
■ 風を通す素材
小さな穴の空いたメッシュ生地を使い、走行風をジャケット内に取り込み快適に過ごせます。
肌に長時間直射日光を浴びていると日焼けはもちろん体力を消耗してしまうため、暑い夏にはプロテクターの付いたメッシュ素材の長袖ジャケットの着用がオススメです。
■ 吸水速乾素材
汗を吸着し発散してくれるため、ベタつきにくく快適です。



秋冬ジャケットの特長
■ 防風素材
風の侵入を防ぐ防風フィルムで体温低下を防止。
■ 保温機能
防寒用の中綿を生地に使用することで保温性をUP。防風素材とあわせることでさらに効果が上がります。
3シーズン、オールシーズンジャケットの特長
名前の通り3シーズン(春〜秋、秋〜春)に適したジャケット。
主に脱着式のインナーが付属しており、季節や天候に合わせてインナーを着脱して使用します。
特に乗るシーズンが決まっていない方や、真夏や真冬はバイクに乗らない方にオススメです。


レザージャケットの特長
■ 着れば着る程自分に馴染む革
本革のレザージャケットは耐久性があり、着れば着る程自分の体に馴染んでくれる味わい深さがあります。
防風性も高くインナーが付属されているモデルも多いため、シーズンを通して使いやすい素材です。
■ 気軽に使え、革の風合いを楽しめるフェイクレザー
本革レザーのような風合いが楽しめ、かつお手入れが簡単なのがフェイクレザーの魅力。
耐久性や味わい深さは本革に劣りますが、軽量でロープライスなのがメリットです。



バイクウェアに使われる素材の違い
■ コットン
普段着などでも採用されるコットンは、天然素材で優しい肌触りが特長です。
天然素材ならではの風合いはそのままに、防水性やコーティング加工を施した物もあります。
■ ナイロン
ナイロンなどの化学繊維は強度が高く汚れにも強いため、バイクウェアの多くに採用されています。
バイクウェア以外ではウインドブレーカー、スキーウェア、冬用のスポーツウェアなどにも用いられています。
■ レザー
本革とも呼ばれるレザーは防風性が高く、耐久性にも優れているためバイクウェアとしても愛されています。
使い込むほど自分の体に馴染み、光沢や風合いが使い手によって変化するため
経年劣化が楽しめるのも魅力です。
■ フェイクレザー
レザーのような風合いが楽しめる合成皮革。
本革に比べ耐久性や味わい深さは劣りますが、ロープライスでお手入れが簡単なのが魅力です。
最近はフェイクレザーのバイクジャケットも多く発売されています。
■ メッシュ
通気性を確保するため、目の粗い化学繊維のポリエステル素材などを用いています。
ナイロンと同様素材自体の強度が高いのも特長です。
小さな穴から走行風を取り込むため、夏などの暑い季節に最適です。
■ パンチングメッシュ
主に合成皮革に通気性を確保するために、小さな穴を開ける加工がされている物。
夏でもレザーウェアを着たい人にオススメです。
■ デニム
一般アパレルでも親しまれる天然素材のデニムは、最近では表地にコーティング加工を行い
ライディング用としても多くリリースされています。







★バイクパンツ


手持ちのジーンズでいいじゃないかと思われがちなパンツですが
「バイクに乗る」事を想定して作られているので
バイクにまたがったときの快適さや強度が異なりプロテクターやパッド付など機能性も
普段使いできるデザインのバイクパンツも多数販売されているので
使い勝手のいい1本を探してみてください!




▽バイクパンツの主な機能



■ 下半身を守るプロテクター
転倒時には特に膝を打ち付けるパターンが多く、意外と怪我をしやすい下半身。
腰や膝部分にプロテクターが内蔵されたライディングパンツで安全性の向上を。
■ マフラーの熱から足を守るヒートガード
足の内側のヒートガードでマフラーの熱からパンツの損傷や火傷を防ぐ機能
■ブーツの脱着がしやすい工夫
裾部分にファスナーが付いており、ブーツの脱着がしやすくなっています。
■季節に適した素材 暑い夏にはジャケットと同じように風を通すメッシュ素材を、寒い冬には風の侵入を防ぐ防風素材を使用したモデルなど、季節に適したパンツを選ぶと快適です。
真冬はパンツの上に履く、中綿の入った「オーバーパンツ」というライダー専用の防寒パンツを活用すると◎。







★バイクグローブ


もっとも外部と接触することの多い手。その分だけリスクを負っているのです。




▽バイクグローブの主な機能



■ライディング中の疲労軽減
バイクグローブの掌にはバイクの振動を吸収してくれる素材が採用されているモデルが多くあります。
一見素手の方が操作性が良いと感じますが、グローブをすることで汗によるハンドルの滑りを減らし、
バイクからの振動を吸収することで疲労を軽減できます。
■転倒時のダメージ軽減
いきなり転倒した時にさっと出るのはやはり「手」です。万が一転倒してしまった場合でも、グローブをしていれば手へのダメージを軽減できます。
■季節に適した素材
暑い夏にはジャケットと同じように風を通すメッシュ素材を、寒い冬には風の侵入を防ぐ防風素材を使用したモデルなど、季節に適したグローブを選ぶとより快適です。








★バイクブーツ(シューズ)


シューズ選びの大前提は、「足首がある」こと。
転倒時の衝撃をやわらげてくれることはもちろんですが、
足首の無い靴だと、走行時に前方からの風が当たり続けることになります。
体の他の部位にも言えることですが、
風を受け続けることは、思いのほか疲労がたまるものです。

また、まわりを走る車や、自分のバイクのタイヤに当たった
小石等が跳ねて飛んできて、足首が露出していると怪我をしてしまうことも。
紫外線の強い夏には、足首だけ日焼け、なんて悲しいことにもなりかねません。

じゃぁ、手持ちのブーツでいいのではないか?
ちょっと待って!
バイク用ブーツには、バイクに乗るための工夫が盛りだくさん。
デザインがかわいいものも多いので、
バイクを降りて街を散策しても違和感が無く、取入れやすいアイテムです。



▽バイクブーツの主な機能



■楽々シフトチェンジのできるハード仕様のつまさき〜甲部分
つまさき〜甲部分の強化されていない、一般のブーツでシフトチェンジをすると足への負担が大きく、最悪の場合は痛くてシフトチェンジができなくなることも。
この部分がしっかりとしていることで、楽にシフトチェンジをすることができます。
■ギアチェンジによるブーツの傷み・破れを防ぐシフトカバー
ギアチェンジの際にシフトべダルが当たる部分は、どんどん傷がつき、擦れて、最終的には破れてしまうことも。
シフトカバーはその名の通り、シフトペダルの当たる部分を強化してブーツの傷み・破れを軽減します。
■車体を傷つけないためのファスナーカバー
ファスナーのスライダー部分は常に車体に当たります。ファスナーカバーをつけることで、車体に傷がつくことを防ぎます。
また、一般的に靴紐は、走行時の巻き込みなどが懸念されますがファスナーカバーで固定することで、巻き込みの防止になります。
■足首を守るアンクルプロテクター
転倒時に痛めがちな足首をしっかりと守ります。
■足つきを良くする厚底設計のものも
男性に比べ、身長の低めな女性は足つきに悩むこともしばしば。
厚底設計のブーツを選べば、足つきの不安を解消することができます。


突然の雨にも対応できる防水仕様のものや、靴紐を採用していないもの、
脱ぎ履きのしやすいようサイドジッパーをつける等工夫のあるものも。
バイクに乗るときはぜひ、専用のブーツ(シューズ)をおすすめします!


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